様々なデザインが存在するアイウェアの中でスタンダードを求めることは簡単ではありません。
ファッション性を重視した場合には特に、オーバーサイズのものやデコラティブなものになってしまいがちです。
コーディネイトの足し算としての眼鏡。
勿論そういった使い方は正しいですが、少々力んだ感じは否めません。
もう少し気軽にファッションとしてのメガネを楽しめないものでしょうか。
私たちは本コレクション "p"(ピアノ)をもって、数あるファッションアイウェアのスタンダードを仮定したいと思います。
白いシャツやカットソーは何着あっても良い等と言いますが、その様な存在をめざして。
コレクション名の由来は音楽の強弱記号である"p"(ピアノ)《弱く》をやさしく控えめなと解釈したものです。
決して"f"(フォルテ)《強く》ではありません。
音階が異なるように、形や表情も少しずつ違います。
人それぞれが心地よいと感じる音と出会うように p collection と出会っていただける事を願います。